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カンボジアで地方選挙 野党、躍進の可能性

【ハノイ=富山篤】カンボジアの地方選挙が4日、投開票される。来年の国政選挙の前哨戦で、首相就任32年と東南アジア最長のフン・セン氏率いる与党人民党(CPP)に、最大野党の救国党(CNRP)がどこまで対抗できるかが焦点となる。汚職、人権弾圧、格差など国民の不満は高まっており、野党が躍進する可能性がある。

地方・国政選挙ともに5年に1回。1600の地方選挙区の約1万1600の議席を約9万5000人で争う。

CNRPは12年にサム・ランシー党と人権党が合併し、最大野党となった。合併後初の選挙となる。CPP報道官のソック・エイサン氏は「780万人の有権者の6割以上はCPP支持者である」としているが、CNRPは「議席の6割以上を確保できる」と反発している。

与党への不満からCNRPへの支持は高まっており、危機感を持ったフン・セン氏はサム・ランシー前党首(2月に辞任)、後を引き継いだケム・ソカ党首に対し、過去の名誉毀損、女性問題などで攻撃を繰り返していた。フン・セン首相は「野党が大勝したら、内戦になりかねない」などとも繰り返し発言している。

投票結果は数日以内に大勢が判明する見通しだが、確定までは時間が掛かる。5万7000人の選挙監視員が投開票に不正がないかを監視するものの、国民が投票結果に納得しない場合はデモなどが起きる恐れもある。

カンボジアの2013年の国政選挙ではCPPが議席を2割以上減らす大敗を喫した。CNRPは最低賃金を引き上げるなど国民の注目を集める政策を打ち出したこともあり、支持が高まっている。

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