2017年12月17日(日)

韓国軍がミサイル発射訓練 北の核実験場攻撃を想定

2017/9/4 9:51
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4日、軍事演習で韓国軍が発射したミサイル(韓国国防省提供)=ロイター

4日、軍事演習で韓国軍が発射したミサイル(韓国国防省提供)=ロイター

 【ソウル=山田健一】北朝鮮が6回目の核実験を実施したことを受け、韓国軍合同参謀本部は4日朝、韓国の日本海側で弾道ミサイルの発射訓練を実施した。聯合ニュースが伝えた。北朝鮮の北東部の咸鏡北道・豊渓里(プンゲリ)にある核実験場までの距離を前提に公海上に目標地点を設定。ミサイルを目標に命中させ「有事の際の精密打撃能力を誇示した」(韓国軍)としている。

 訓練は、陸軍の弾道ミサイル「玄武2A」(射程300キロメートル)と空軍の長距離空対地ミサイルを使用し、韓国軍が日の出にあわせて単独で実施した。聯合は米韓合同の「追加的な措置も準備中」と報じた。韓国軍は米軍と合同で7月29日にも、北朝鮮をけん制するためミサイル発射演習を実施した。

 韓国軍は9月3日午後、北朝鮮の核実験を糾弾する声明を発表し、対応措置を「行動で示す」と警告していた。核実験場や軍事拠点に対する攻撃能力を示し、北朝鮮を威嚇した。

中朝国境付近で警備する北朝鮮の兵士ら(4日)=共同

中朝国境付近で警備する北朝鮮の兵士ら(4日)=共同

 核開発にミサイル発射と武力挑発を続ける北朝鮮に対して、米軍と韓国軍の幹部は3日の電話協議で、緊密に連携して対応することで一致。韓国メディアの中では、米軍が今後、原子力空母や戦略爆撃機を韓国に再び派遣するとの見方が出ている。

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、国際社会と連携して強力な報復措置を講じる考えを示している。

 一方、韓国国会は4日午後に国防委員会を開く予定。核実験の内容について国防省関係者が説明する可能性がある。

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