【ハーグ=鈴木淳】オランダのウィレム・アレクサンダー国王は3日、28日からの訪日を前にハーグのノールド・アインデ宮殿で日本の一部メディアと会見し、「妻とともに日本へ国賓として訪問することをとても楽しみにしています」と述べた。会見の冒頭では、御嶽山の噴火で多数の死傷者が出たことにもふれ、哀悼の意を示した。
昨年4月の即位以来、ウィレム・アレクサンダー国王が欧州以外の国を公式訪問するのは初めて。親日家として知られ、皇太子時代の1988年以降、通算で15回以上来日しているという。日本の皇室との交流も深い。日本の皇室との関係について、温かく、友好的な関係を築いていると評価、今回の訪問でさらに絆を深めたいとした。