2019年7月24日(水)

1月の米雇用22.7万人増 市場予測大きく上回る

2017/2/3 22:35
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【ワシントン=河浪武史】米労働省が3日発表した1月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は、景気動向を敏感に映す非農業部門の雇用者数が前月比で22万7千人増えた。増加幅は市場予測(17万人程度)と前月改定値(15万7千人)を大きく上回った。失業率は4.8%と0.1ポイント悪化したが、米連邦準備理事会(FRB)が見込む利上げ加速シナリオを後押ししそうだ。

雇用者の増加幅は、好調の目安とされる20万人を4カ月ぶりに上回った。直近3カ月の増加幅でみても、月平均18万3千人と底堅さを保っている。失業率はわずかに悪化したものの、FRBは既に完全雇用に近い水準と判断している。

FRBは1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送ったばかりだ。ただ、2017年は利上げペースを年3回に加速すると見込んでおり、イエレン議長も講演で今年前半の利上げの可能性を示唆している。3月初旬に公表する2月の雇用統計次第では、3月中旬の次回FOMCで利上げの是非を議論する可能性がある。

平均時給は26.00ドルで前年同月比2.5%増えた。賃金は緩やかに上向いているが、08年の金融危機前の3%台半ばには届かない。イエレン議長らは賃金の伸びの鈍さを懸念しており、FRBの今後の検証材料になる。

就業者数を業種別にみると、1月は小売業が前月から4万6千人増えた。トランプ大統領が雇用維持にこだわる製造業も5千人増加した。建設業やヘルスケアも好調だ。

過去の統計データがご覧いただけます。

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