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中国鉄道車両2強、政府に合併計画を提出 売上高4兆円に

【北京=阿部哲也】中国の2大鉄道車両メーカーである中国南車集団と中国北車集団が合併計画をまとめ、中国国務院(政府)に提出したことが分かった。世界シェア首位と2位の大手同士による統合計画で、売上高で4兆円近い世界最大の鉄道車両メーカーが誕生する見通しとなった。

国営新華社が3日、伝えた。このほど大型国有企業を管理する国有資産監督管理委員会に合併計画の初案を提出したという。関係省庁も交えて内容や妥当性を審査し、国務院による承認を経た上で合併を正式決定する。

関係者によると、南車が北車を吸収合併する方式の経営統合案が有力だ。合併後の新社名は「中国軌道交通車両集団(中車集団)」とする方向で詰めているもよう。2社は「遅くとも年末までに具体的な計画を公表する」としている。

2013年度の2社の合計売上高は1951億元(約3兆8千億円)で、日立製作所や川崎重工業の鉄道部門の20倍超に達する。カナダ・ボンバルディア、独シーメンス、仏アルストムの「鉄道ビッグ3」と呼ばれる欧米大手をもしのぐ超巨大メーカーとして、海外進出を加速する構えだ。

合併後は規模の利点を生かし、アジアや南米で高速鉄道の受注拡大を目指す。日米欧勢の2分の1以下での安値受注が可能とされ、日本企業にとっても大きな脅威となりそうだ。

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