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フィリピンで爆弾テロ、14人死亡 大統領の地元

(更新)

【マニラ=佐竹実】2日午後10時30分(日本時間同11時30分)ごろ、フィリピン南部ミンダナオ島の最大都市ダバオ市の夜市で爆発があり、地元警察などによると少なくとも14人が死亡、約70人がけがをした。当局は爆弾テロの可能性が高いとみている。地元メディアはイスラム系過激派組織「アブサヤフ」が犯行を認めたと報じた。

テレビ局ABS-CBNによると、アブサヤフの報道担当者は「国のイスラム戦士の結束のためにやった。数日以内に別の場所も攻撃する」と述べた。ドゥテルテ大統領は3日、「戒厳令ではないが、安全が確保されるまで無法な暴力の状態を宣言する」と述べ、軍や警察を動員して対処する考えを示した。

ドゥテルテ氏はダバオ市の出身で長く市長を務めた。週の半分は首都マニラを離れてダバオ市に滞在しており、爆発当時も同市にいた。

現場は屋台などの露店が立ち並ぶ市場で、爆発当時、買い物や食事を楽しむ大勢の客でにぎわっていたという。負傷者には子供も含まれるという。爆弾の破片とみられる金属片が現場で見つかったとの報道もある。

日本大使館によると、日本人の被害者は出ていない。現場の近くには日本の領事事務所もある。

アブサヤフは南部ミンダナオ島で身代金目的の誘拐を起こしているほか、過激派組織「イスラム国」(IS)と関係があると指摘されている。ドゥテルテ氏は治安改善を重要政策に掲げ、アブサヤフに対する掃討作戦を宣言したばかりだった。今回の爆発は政府に対する報復の可能性もある。同氏は3日、記者団に対し、爆発の前にアブサヤフから脅迫があったと明らかにした。

大統領府は3日、ドゥテルテ氏の初の外遊となる4日からのブルネイ訪問を取りやめることを明らかにした。

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