ナチス収容所解放70年、独南部で追悼式典 首相ら出席

2015/5/3付
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【ベルリン=共同】ドイツ南部ダッハウにあるナチスの強制収容所が米軍に解放されてから70年を迎えたことを記念し、収容所跡で3日、ドイツのメルケル首相や元収容者などが参加して追悼式典が行われた。

ダッハウの施設は、ナチスが政権掌握後の1933年に初めて設置した強制収容所。のちに設置された収容所のモデルになったとされる。

鉄製の門扉にはドイツ語で「アルバイト・マハト・フライ(働けば自由になる)」との表示が取り付けられていたことでも知られる。表示はユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の舞台となった収容所の象徴的なスローガンとなった。

米軍が45年4月29日に解放するまでに欧州全土からユダヤ人や少数民族のロマなど20万人以上が収容され、4万人以上が犠牲となった。

鉄製の門扉は昨年11月、盗難に遭い、当局はことし4月、複製を取り付けた。

オバマ米大統領は4月29日に発表した声明で、同収容所の犠牲者や戦闘で命を落とした米軍兵士に哀悼の意を表明。「こうした残虐行為が二度と起きないことを誓う。歴史は繰り返されないだろう」と強調した。

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