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北朝鮮の核弾頭、20個に増加か 国際平和研が推計

【ロンドン=共同】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は3日、米国やロシアなど核保有国9カ国が持つ核兵器の数についての報告書を公表した。昨年は最大10個と推定していた北朝鮮の核弾頭が、今年1月時点で10~20個に増えた可能性があると指摘した。

報告書は、世界の核兵器総数を昨年比460個減の1万4935個と推定。減少が続く一方で各国とも核技術の高度化に注力しており「近い将来に核を手放そうとしている国はない」と述べた。

北朝鮮は昨年9月に5回目の核実験を行い、核弾頭の小型化を進めている。報告書は「弾道ミサイルに搭載できるほど小型化できたことを示す証拠はない」としつつ「多くの専門家が、北朝鮮は短・中距離ミサイルに搭載可能な小型核弾頭を開発可能だとみている」と懸念を示した。

最大保有国はロシアの7千個で、米国の6800個と合わせて全体の92%。そのほかフランス300個、中国270個、英国215個、パキスタン130~140個、インド120~130個、イスラエル80個。北朝鮮は「不明確」として総数には含まれていない。

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