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習主席、G20外交始動 インドネシア大統領らと会談

【杭州=永井央紀】中国の習近平国家主席は2日、杭州でインドネシアのジョコ大統領、ブラジルのテメル大統領らと相次いで会談し、4~5日に杭州で開く20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた外交活動を始動させた。いずれの会談でも経済協力を中心に呼びかけ、海洋進出問題などの争点化を避けた。

中国国営新華社によると、習氏はジョコ氏との会談で、昨年末に中国が受注したインドネシア・ジャワ島の高速鉄道建設計画について「スムーズに進めたい」と連携強化を呼びかけた。同計画は1月に着工式を開いたが、建設用地の取得が遅れ、中国側との資金調達交渉が難航している。

習氏はその他のインフラ建設や貿易、金融など広範囲での協力強化も求め、ジョコ氏は賛同を表明した。

新華社の報道は両国間の火種となっている南シナ海・ナトゥナ諸島での中国漁船の違法操業問題に触れていない。「G20は経済を議論する場だ」として海洋進出をめぐる問題を争点から外したい中国側の思惑が反映されたもようだ。

習氏は8月31日に就任したばかりのテメル氏との会談では「我々は古い友人だ」と友好関係を強調。世界経済の状況について回復力に欠けると言及した上で「お互いに協力して前に進もう」と語りかけた。両首脳は経済協力や地球温暖化対策などでの連携強化を確認した。

習氏は3日にはオバマ米大統領、4日にはロシアのプーチン大統領と会談する。G20期間中に韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領とも会うほか、安倍晋三首相との会談も調整中だ。日米は2国間の会談で南シナ海や東シナ海など中国が強める海洋進出について国際法の順守や航行の自由の確保を呼びかける方針だ。

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