2019年2月20日(水)

バンコク爆弾テロ、容疑者のトルコ人夫に逮捕状

2015/9/2付
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【バンコク=小谷洋司】8月に首都バンコクで起きた爆弾テロで、タイ警察は2日、トルコ人のエムラフ・ダウトオール容疑者の逮捕状を取ったと明らかにした。先に逮捕状を取ったタイ人のワンナ・スアンサン容疑者の夫で容疑は武器材料の不法所持としている。逮捕状を取ったのは8人目。警察報道官はダウトオール容疑者が「(犯行グループに)住居を提供した組織の一員だ」と述べた。

1日にカンボジア国境近くで当局が逮捕した実行犯とみられる国籍不詳の男の指紋が、バンコク東部のアパートで採取した指紋と一致したことも明らかにした。警察は先月29日、このアパートで大量の爆弾材料を発見し、男を逮捕している。爆弾に使われる材料が入っていたビンに付いていた指紋と一致したという。警察は逮捕した男2人を結びつける証拠として重視しているもようだ。

タイの一部報道によると、1日に逮捕した男は新疆ウイグル自治区出身と記載された中国の旅券を持っていた。タイ警察は旅券が本物か偽物かの判定が必要としている。中国外務省の華春瑩副報道局長は2日の記者会見で、爆弾事件の捜査について「タイ側と緊密に連絡を取り合っている」と明らかにした。「まだ捜査中だが中国側は今後もタイムリーに事件の状況について把握していく」と述べ、注意深く捜査の進展を見守る姿勢を示した。

一方、トルコ外務省のタンジュ・ビリギチ報道官は2日の記者会見で「バンコクのトルコ大使館はタイ当局と連絡を取り合っている。国際刑事警察機構(ICPO)を通じ(タイ側に)情報を求めてもいるが、回答はまだない」と話した。

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