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トランプ氏、ASEANに対北朝鮮で協力要請

【ワシントン=永沢毅】トランプ米政権が東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係構築に本腰を入れ始めた。トランプ大統領は各国首脳と相次ぎ電話協議し、北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向けた協力を要請。今週は各国の外相を招いた会合をワシントンで開く。ASEAN加盟の10カ国はいずれも北朝鮮と国交関係があるだけに、包囲網の構築に腐心している。

ホワイトハウスの発表によると、トランプ氏は4月29日のフィリピン・ドゥテルテ大統領との電話で、北朝鮮の脅威を含めたASEANの安全保障の課題を話し合った。フィリピン政府が取り組んでいる麻薬撲滅の問題も協議した。

トランプ氏はフィリピンで11月に開かれるASEAN関連の首脳会議について「出席を楽しみにしている」と表明。ドゥテルテ氏の訪米も招請した。オバマ前大統領はドゥテルテ氏が進める麻薬犯罪対策が行き過ぎだとして批判し、米比関係が悪化した経緯がある。トランプ氏はその関係修復に本格的に踏み出した。

30日にはシンガポール、タイの両首相とも相次ぎ電話した。シンガポールのリー・シェンロン首相とは北朝鮮問題を念頭に「地域や世界の課題で緊密な協力」を確認。強固な安全保障協力を進めることで一致した。タイのプラユット暫定首相とも両国の同盟関係を強調。アジア太平洋地域の平和と安定に向けて「積極的な役割を果たす」と力説した。

米政府は5月4日、ワシントンで米ASEAN外相会合を開き、北朝鮮問題や中国の南シナ海の海洋進出などについて協議する。トランプ政権は北朝鮮の封じ込めのためには国交のあるASEAN各国の協力が不可欠とみて、取り込みを急ぐ方針だ。

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