2019年1月23日(水)

スウェーデン首相にロベーン氏 議会が承認

2014/10/2付
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【ロンドン=共同】スウェーデン議会は2日、9月14日の総選挙で第1党を維持した中道左派、社会民主労働党のステファン・ロベーン党首(57)の首相就任を承認した。これにより、同党は8年ぶりに政権の主導権を奪還。原発2基の閉鎖を選挙戦で求めていた「緑の党」と連立し、原発依存を見直して高福祉国家を再建する方針だ。

ただ現地報道によると、定数349の議会で賛成は132票にとどまった。反対は49票だったため、承認はされたものの多数が棄権し、新政権の不安定ぶりが露呈した。

両党は1日、連立交渉の末、原発を将来的に水力や風力などの持続可能なエネルギー源に置き換えていく原則を確認し、そのための委員会設置で合意した。

同国で稼働する原発は10基で、総電力量の43%を占める。緑の党は4年以内に2基を閉鎖すべきだと主張。一方、ロベーン氏は原発関連の雇用を重視し、代替エネルギー確保を条件に段階的縮小を唱えていた。

新政権は、両党だけで議会の過半数に届かないため、法案を通すために左翼党や中道右派の諸政党と厳しい交渉を迫られる。

ロベーン氏は元溶接工で、金属関連の労組幹部から党首になった。

総選挙では、減税政策で教育や社会保障の質が落ちたとの庶民の不満を背景に、ラインフェルト前政権の中道右派4党が敗北に追い込まれた。

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