2019年7月17日(水)

米雇用21.5万人増 3月、市場予測並み

2016/4/1 21:34
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【ワシントン=河浪武史】米労働省が1日発表した3月の雇用統計(速報値、季節調整済み)では、景気動向を敏感に映す非農業部門の雇用者数が前月比21万5千人増えた。増加幅は前月(24万5千人)からやや鈍化し、市場予測(20万人)並みだった。米連邦準備理事会(FRB)は雇用統計を利上げの判断材料とするが、海外経済などを見極めて慎重に判断する姿勢を崩していない。

失業率は5.0%と前月から0.1ポイント悪化し、市場予測(4.9%)よりもやや悪かった。雇用者数の増加幅は好調の目安とされる20万人を2カ月連続で上回った。2月の増加幅は上方修正され、1月分は16万8千人に下方修正した。直近3カ月の増加幅でみると、月平均20万9千人と目安の20万人を上回っている。

業種別では個人消費や住宅投資の堅調さを背景に、小売業や建設業などが好調だった。一方で輸出の減速や資源安によって、製造業や鉱業は減少した。全体の平均時給は25.43ドルと前月に比べ0.3%増え、前年同月比では2.3%伸びた。

FRBは昨年12月に9年半ぶりの利上げに踏み切った。その後は新興国経済の減速や世界的な株安の影響などで、追加利上げのペースを当初想定した年内4回から2回に落とした。次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)は26~27日に開くが、イエレン議長は早期の追加利上げには慎重な姿勢をみせている。

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