チベット亡命政府、中国に「高度の自治」重ねて要求

2015/9/1付
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【ニューデリー=共同】中国のチベット自治区成立から50年となった1日、インド北部ダラムサラのチベット亡命政府は「独立でなく、全てのチベット人のための自治」を提案しているとする声明を発表、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(80)が訴えてきた「高度の自治」を重ねて要求した。

声明では、中国はこれまで、高度の自治を求めるチベット側の穏健策「中道のアプローチ」を拒否してきたと指摘。提案が受け入れられれば「チベットの文化・民族を尊重する解決策となる」と述べた。

また、ダライ・ラマの死後、中国が自国の意向に沿った人物を後継者として擁立する懸念があることを念頭に、「もし中国が転生者(後継者)選びを進めるなら、チベット人だけでなく、ダライ・ラマの教えを受ける数百万人の仏教徒から抵抗を受けるだろう」と述べ、中国をけん制した。

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