ホノルルで「歩きスマホ」禁止 全米初10月から、罰金も
【ロサンゼルス=共同】米ハワイ州のホノルル市は1日までに、歩きながら携帯電話のメールなどを見たり送ったりする「歩きスマホ」を禁じ、初回の違反者には最大35ドル(約3900円)の罰金を科す条例を制定した。10月25日から施行される。米メディアによると、同様の規制は全米主要都市で初の試み。
歩きスマホの危険性は、日本や欧米などで社会問題となっている。ホノルルは日本人にも人気の観光地。
条例は、歩きながら携帯電話やタブレット端末、携帯型ゲーム機などの画面を見ることなどを禁止。警官が見つけた場合、初回は15~35ドルの罰金、1年以内に違反を繰り返した場合は2回目に35~75ドル、3回目は75~99ドルの罰金を科す。
ホノルル市議会が7月初めに条例を可決、コールドウェル市長が同月末に署名し成立した。緊急通報や、歩きながら通話することは禁じていない。