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北朝鮮「半島情勢、峠越す」 報道官が談話

【ソウル=鈴木壮太郎】北朝鮮外務省は1日、「我々の強力な戦争抑止力によって、朝鮮半島情勢がもう1つの峠を越えた」とする報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。北朝鮮は強硬姿勢を維持しつつも、武力衝突回避へ緊張緩和に動きだした可能性があるとの見方が出ている。

談話は米韓合同軍事演習の終了を受けて発表。米国の空母派遣を「朝鮮半島情勢が核戦争勃発の瀬戸際へと突っ走ったことはかつてなかった」と強く批判。「我々が自衛的核抑止力を強化してきたことがどれほど先見の明があったのかを改めて実証した」と自賛した。

現状を「峠を越えた」とする一方で「戦争の暗雲が完全になくなったのではない」とも語った。米政権が警戒する6回目の核実験などは「最高首脳部が決心する任意の時刻、任意の場所で多発的に、連発的に行われる」と継続の意思を示した。

北朝鮮の韓成烈(ハン・ソンリョル)外務次官(米国担当)は4月30日、マチェゴラ駐朝ロシア大使と会見。「米国の合同軍事演習と戦略資産増強が朝鮮半島情勢激化の根源」と訴えた。平岩俊司・南山大学教授は今回の談話を「米韓合同軍事演習が終わり、北朝鮮側が交渉に応じる可能性を示唆しているとみられる」と分析した。「何かあれば反撃できる能力を保持し続ける決意表明もしている」とも指摘した。

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