米軍、トランスジェンダー入隊規制を撤廃

2016/7/1 11:14
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【ワシントン=芦塚智子】カーター米国防長官は30日、トランスジェンダー(出生時の性と自身の認識する性が一致しない人)の米軍への入隊規制を撤廃すると発表した。同日からトランスジェンダーの米兵に公言を認め、1年後をめどに新規採用も始める。

カーター氏は記者会見で「個人の資質に無関係な障壁により、任務を優秀に達成できる兵士の採用や保持を阻まれることは望まない」と強調。約130万人の現役兵のうち推計2500人がトランスジェンダーだと説明し「数は比較的少なくても、優秀で訓練を受けた米国民だ」と指摘した。

米軍は2011年に同性愛者の入隊規制を撤廃し、今年1月には女性の戦闘部隊配属を全面解禁した。トランスジェンダーの公言と入隊は残る規制のひとつだった。

米メディアによると、トランスジェンダーの入隊規制撤廃については米軍幹部の一部から「準備期間が不足している」といった懸念の声が出ていた。カーター氏によると、英国やオーストラリアなど少なくとも18カ国がトランスジェンダーを公言する人の入隊を認めている。

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