ダイムラー、ブラジルの工場で労働時間2割短縮

2015/9/1付
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【フランクフルト=加藤貴行】商用車世界最大手の独ダイムラーは31日、ブラジルの主力商用車工場で、9月から労働時間の一律2割短縮を実施すると発表した。ブラジルの景気低迷でトラック需要が落ち込んでいるのに対応する。当初計画した従業員の15%にあたる1500人の削減は撤回し、金融危機後にドイツで採用した労使協調で雇用を維持するやり方に切り替える。

対象はサンパウロ近郊のサンベルナルド・ド・カンポ工場。2016年5月までの措置として、労働時間、給与とも2割の削減で労使が合意した。ブラジル政府が給与の1割を補償するため、実質は1割カットになる。

ダイムラーはブラジルのトラック市場で約3割のシェアを握る。15年1~6月期の市場は前年同期の約半分にまで落ち込み、工場の稼働率が急激に低下している。

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