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経済学者の青木昌彦氏死去 スタンフォード大名誉教授

【シリコンバレー=兼松雄一郎】米スタンフォード大学名誉教授で国際的な経済学者の青木昌彦(あおき・まさひこ)氏が15日、米カリフォルニア州パロアルトの病院で死去した。大学関係者が明らかにした。77歳だった。ゲーム理論を土台にした日本経済の比較制度分析で国際的な評価を受けた。年功序列や企業系列など日本独特の経済システムに対する海外での理解が進むきっかけを作り、日本人初のノーベル経済学賞の有力候補とされていた。

60年安保闘争で学生運動の中核組織だった共産主義者同盟(ブント)の創立メンバーの一人として活動した後、左翼運動とたもとを分かち、近代経済学の研究者の道に進んだ。1962年に東京大学経済学部を卒業。67年に米ミネソタ大で博士号を取得した。

米スタンフォード大、米ハーバード大で助教授を務めた後、京都大助教授、同教授を経て84年にスタンフォード大教授に就任。2001年から04年まで経済産業研究所所長、08年から11年まで国際経済学会連合の会長も務めた。最近は中国経済の研究にも力を入れていた。

著書に「組織と計画の経済理論」などがある。07年10月、日本経済新聞に「私の履歴書」を連載した。

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