2017年12月15日(金)

土星の衛星に水素、生命存在の可能性 東大・海洋機構

2015/11/1 23:30
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 ■東京大学 海洋研究開発機構と共同で、土星の衛星エンセラダス(エンケラドス)の海に原始的な生物が生きるのに必要な水素が豊富にある可能性が高いことを実験でつきとめた。水素をエネルギー源とする生命が存在する可能性が高まった。

 エンケラドスは表面を氷に覆われている。米航空宇宙局(NASA)などの探査機カッシーニによる観測で、氷の下には塩分や有機物が溶けた海があり、氷の割れ目から二酸化ケイ素の微粒子を含む海水が宇宙空間に噴き出していることがわかっていた。

 実験では海水の成分や水圧を模した水槽を作り、様々な岩石を入れて生成物を分析。海底に隕石(いんせき)があれば二酸化ケイ素の微粒子ができることをつきとめた。隕石からは水素が発生し、海底には豊富に水素ガスがあるとみられる。地球のメタン菌などは水素をエネルギー源にしており、これと似た生命活動が存在する可能性がある。

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