結核基金事務局長「多剤耐性へ対策急務」 東欧で増加
[有料会員限定]
世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)のマーク・ダイブル事務局長は都内で日本経済新聞の取材に応じ「多剤耐性結核への対策が急務だ」と警鐘を鳴らした。東欧で増加が目立ち、インドネシアや中国、パキスタンなどでも拡大の懸念があるという。
産官学の感染症分野の専門家との意見交換や、政府との協力確認などのため来日した。世界保健機関(WHO)によると世界の結核による死者数は減少傾向が続いてい...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り237文字