X線天文衛星「ひとみ」運用断念 JAXAが発表

2016/4/28 15:07
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、東京都内で記者会見し、軌道上でトラブルが起きたX線天文衛星「ひとみ」の運用を断念すると発表した。衛星本体が異常な速さで回転して太陽電池や機器などがちぎれたとみられる。衛星の復旧は難しいと判断した。

X線天文衛星「ひとみ」の運用断念を表明するJAXAの常田佐久理事・宇宙科学研究所長(28日、東京都千代田区)

X線天文衛星「ひとみ」の運用断念を表明するJAXAの常田佐久理事・宇宙科学研究所長(28日、東京都千代田区)

ひとみは日本が310億円を負担してJAXAが2月に打ち上げた。JAXAと米航空宇宙局(NASA)を中心に、国内外の大学など61の研究機関が参加して開発した。ブラックホールや暗黒物質の観測など、宇宙の謎に迫る成果が期待されていた。

本格観測前の動作確認を進めていた3月26日に通信が途絶え、その後は通信できない状態が続いていた。

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