南海トラフ津波浸水、30分以内に計算 予測システム
東北大など開発、内閣府が採用

2017/5/28 18:42
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 ■東北大学 大阪大学やNECなどと大地震に伴う津波被害を予測するシステムを開発、政府が初動対応などを決める際に使う内閣府の「総合防災情報システム」に採用されることが決まった。南海トラフ地震が発生した場合、30分以内に浸水被害の範囲を計算できる。2017年度後半に運用を始める。

 地震が発生すると、震源の位置や地殻変動などから断層を推定。沿岸部の地形や建物の配置などを考慮しながら、スーパーコンピューターで計算する。静岡から鹿児島までの沿岸部、総距離6千キロメートルの浸水棟数などを30メートル四方の単位で30分以内で推計する。従来は数日かかっていた。

 南海トラフ地震で津波が発生すると、14都県の139市町村で30センチメートル以上の浸水が生じる可能性があると推定されている。早期に被害を把握できれば、素早い救助や復旧の活動につながる。

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