小児間のドミノ肝移植成功、自治医科大学と成育医療センター

2014/8/25付
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 ■自治医科大学と国立成育医療研究センター 子供2人が移植を受ける「生体ドミノ肝移植」に成功した。先に1人が自治医大で手術を受け、摘出した肝臓を成育医療センターに運んでもう1人の子供に移植した。小児の生体ドミノ肝移植は国内初で、離れた2施設が連携した事例としては世界で初めて。

 手術は6月18日に実施された。まず自治医大で「メープルシロップ尿症」と呼ぶ先天性疾患がある1歳児が父親から肝移植を受けた。摘出した子の肝臓を運び、次に成育医療センターで「プロテインC欠損症」の1歳児に移植した。2人とも順調に回復している。

 メープルシロップ尿症では特定のたんぱく質の分解ができず、肝臓を移植すれば治療できる。血栓ができやすくなるプロテインC欠損症も肝移植で回復する。メープルシロップ尿症の肝臓でも体のほかの部分でたんぱく質の分解作用を補えるので移植できる。

 子供の肝移植はドナーの少なさや移植臓器に十分な長さの血管を確保しにくく手術の難易度が高いことなどから、実施例が世界的にも少ない。

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