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北大、治療法ない牛白血病をがん免疫薬で予防

■北海道大学 大橋和彦教授や今内覚准教授らは東北大学などと共同で、ウイルスによってウシが感染する「牛白血病」の治療技術を開発した。人の肺がんなどの治療に使うがん免疫薬の仕組みを応用した。治療法がない感染症の予防薬として実用化を目指す。

牛白血病ウイルスは吸血昆虫や医療器具、妊娠などで感染し、国内のウシの3割以上が感染しているとみられる。乳牛は感染すると乳量が落ちる。発症すると廃棄処分しなければならない。昨年は3125頭の発症が報告された。

ウイルスは免疫の働きにブレーキをかける。この働きに関わるPD-1とPD-L1という分子の働きを邪魔するウシ用の抗体を作って投与すると、体内のウイルス量が減った。人に使うがん免疫薬は超高額だが、研究チームは動物向けに抗体を大量に安価に作れる方法を開発している。黒毛和牛などの高価な牛には経済的に見合うとみている。

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