日本の研究開発、次世代の人材不足が懸念 科学技術振興機構

2017/4/23 21:02
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 ■科学技術振興機構 エネルギーや材料科学、生命科学など168の領域について国内外の研究動向をまとめた。中国が研究開発投資額や論文数で、米国に次いで世界2位になった。日本は燃料電池や耐熱材料、暗号技術などでリードしているものの、低迷していると分析した。

 公表した「研究開発の俯瞰(ふかん)報告書」によると、日本の大きな課題として人材不足を挙げた。博士号取得者が減少傾向にあるのは主要国の中では日本だけで、次世代の研究開発力の低下が懸念されるという。特に、様々な分野で基盤となる計算科学系の人材不足が目立つ。現状では日本がリードしている免疫科学でも、基礎科学を志す若手が減少しており、安泰ではないと指摘している。

 分析を担当した同機構研究開発戦略センターの野依良治センター長は「日本の科学力がV字回復するには、大学改革など大手術が必要だ」と強調した。

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