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高浜原発1・2号機、安全審査合格 老朽原発で初

原子力規制委員会は20日、運転開始から40年がたつ関西電力高浜原子力発電所1、2号機(福井県)の再稼働に向けた安全審査の合格証にあたる「審査書」を正式決定した。運転延長を目指す老朽原発での合格は初めて。ただし延長を認められて再稼働するには、7月7日までに、機器の劣化がないことなどを確認する追加審査に合格する必要がある。

関西電力高浜原発1号機(奥)と2号機(福井県高浜町)

審査書は、関電の高浜1、2号機の安全対策の基本方針が、東京電力福島第1原発事故を踏まえてできた新規制基準を満たすことを示す。規制委は2月に審査書案をまとめて公表し、意見を公募。寄せられた約600件の意見を踏まえ、「基準に適合している」と結論づけた。

安全審査に合格した原発は、現在稼働中の九州電力川内1、2号機(鹿児島県)と、運転差し止めの仮処分により停止した高浜原発の3、4号機、再稼働に向け準備中の四国電力伊方3号機(愛媛県)の3原発5基。今回の合格で3原発7基となる。

福島事故を経て原発の運転期間は原則40年に制限されたが、規制委が認めれば最長60年まで延ばせる。ただし延長して再稼働するには、今後、7月7日までに規制委から設備の詳細設計を記した「工事計画」の確認を受け、機器の老朽化を調べる別の審査にも合格する必要がある。もし間に合わない場合は、廃炉に追い込まれる。

延長が認められても、その後設備の大規模工事をする必要があり、実際に運転を始めるのは2019年以降の見通しだ。

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