NTT、産地偽装を簡単に見破る技術 農産物の水分子で特定

2015/2/23付
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NTTはレーザー光を使ったガスセンサーで農産物や加工品などの産地偽装を簡単に見分ける技術を開発した。農作物に含まれる水の組成を調べる。3~5年後には産地の認証サービスとして実用化を目指す。

水の分子にはわずかに重さが違う同位体という3種類の分子が存在する。海の近さや気温差など地域の気候によって農業用水などが含む同位体の比率が違う。新技術は農産物を加熱し出てきた水蒸気をセンサーで調べ、産地を推定する。実験では日本やチリ、カリフォルニア産のレモンの果汁を見分けられた。

今後は食品や産地ごとに正しい同位体比率のデータベースを構築し、産地の認証サービスの実用化につなげる予定だ。新技術は日本酒の品質検査にも使えるという。

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