2018年11月21日(水)

国際熱核融合実験炉、運転開始5年延期 日米欧など合意

2016/6/17 10:30
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日米欧などがフランスで建設している国際熱核融合実験炉(ITER)の運転開始を2020年から25年に延期することで関係各国が16日合意した。実験炉の建屋建設などが遅れているという。

ITERは日米欧にインド、中国、韓国、ロシアが参加する国際プロジェクト。太陽で起きている核融合反応を地上で再現し、将来の発電につなげる。

各国の代表が参加する理事会が15~16日にフランスで開かれ、計画延期を了承した。核融合反応を起こすのは27年の目標だったが、運転開始の延期に伴って遅れる見通し。11月までに時期を決めるという。計画変更によって約2兆円とされる総事業費がどのくらい増えるかの試算も公表する見込みだ。欧州が費用のほぼ半分を拠出し、残りを日米などが負担する。

馳浩文部科学相は17日の閣議後の記者会見で、「これ以上延期されないよう、(ITER計画のトップである)機構長のもとプロジェクトを管理していってほしい」と述べた。

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