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廃炉の廃棄物、70メートル超の地下に埋設 規制委が処分方針

原子力規制委員会は17日、原子力発電所の廃炉に伴って出る放射性廃棄物について、安全に処分する規制の基本的な考え方を示した。放射性物質に高濃度に汚染された原子炉の部品などが対象で、地下70メートルよりも深い場所に10万年間にわたって埋めるよう求める方針だ。2016年度以降に具体的な基準づくりを進める。

国内で廃炉になる原発が増えていることに対応した。埋める場所は地震や火山の影響を受けにくい地域を候補地にする。

電力会社などには埋設後300~400年間の管理を求める。その後は法律によって埋設地への侵入を禁じる方針だ。規制委は今後、関係省庁と協議して詳細を詰める。

放射性廃棄物は使用済み核燃料を再処理する際に出る「高レベル放射性廃棄物」とそれ以外の低レベルに大別できる。今回の規制は低レベルの中で放射能が特に強い「L1」と呼ぶ廃棄物が対象になる。

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