2018年11月14日(水)

理化学研究所、アルツハイマー進行させる物質発見

2015/1/19付
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■理化学研究所 谷口直之チームリーダーらは、アルツハイマー病の症状を進行させる物質をマウスを使った実験で見つけた。脳神経細胞の表面を覆う「バイセクト糖鎖」と呼ぶ物質で、この糖鎖を作らないマウスは記憶力の低下などを抑えられた。治療法の開発に役立つ。欧州の医学専門誌EMBOモレキュラー・メディスン(電子版)に掲載された。

糖鎖は糖の分子が結びついて鎖状になっている。バイセクト糖鎖は細胞膜の表面にあるたんぱく質や脂質に結合し、脳神経系を維持したり、損傷時には修復したりする。

研究グループは患者の脳でバイセクト糖鎖が増えていることに注目した。マウスの遺伝子を操作してこの糖鎖を作れないようにしたところ、アルツハイマー病の原因たんぱく質といわれるアミロイドベータの蓄積量が減り、症状の進行が緩やかになった。

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