東京医科歯科大、再生医療用の細胞を効率よく選別

2017/7/16 22:12
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 ■東京医科歯科大学 赤澤智宏教授、須藤絵里子グレース・プロジェクト助教らは、再生医療への応用が広がりつつある間葉系幹細胞を、骨髄細胞などから効率よく選び出す新手法を見つけた。同細胞の表面に現れる「CD73」という抗体を目印に、細胞を分離する。CD73はヒト、マウス、ラットのいずれにもあり応用範囲は広いとみている。

 これまでは間葉系幹細胞が培養皿にくっつきやすい性質を使い、繰り返し培養しながら徐々に純度を上げる方法のため数カ月かかる場合が多かった。新手法は手順が減り、期間を大幅に短縮できる。

 ラットの実験で骨髄細胞から取り出した間葉系幹細胞を皮下に移植すると従来法に比べて炎症が少なく、きれいに定着した。不純物が少ないためとみられる。間葉系幹細胞を使う再生医療や細胞治療の臨床研究は世界で約800件に達するが、安全性や治療効果を高めるには細胞の純度の向上が不可欠とされる。

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