がんの重粒子線治療装置開発へ協定締結 日立など
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日立製作所と三菱電機、東芝、住友重機械工業と、がん治療を手掛ける量子科学技術研究開発機構(平野俊夫理事長)は13日午前、重粒子線を照射してがんを治療する先端医療装置を小型化する研究開発協定を締結した。体育館ほどの大きさの装置を一般病棟に設置できるよう小型化し、コストを下げる。1兆円ともいわれる潜在的な海外市場への展開を視野に、日本の技術を結集する。
がんの重粒子線治療は、放射線の一種である重粒子線を患部に集中的に照射し、がん細胞を死...
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