2019年8月18日(日)

人工知能活用で倫理指針 科技相が検討表明

2016/4/12 12:59
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島尻安伊子科学技術担当相は12日の閣議後の記者会見で、人工知能(AI)の悪用を防ぎ、正しい活用を求める倫理指針の検討に入ると表明した。2016年度中にも研究者や法律家、企業関係者らによる専門家会合を内閣府に設け、早期策定を目指す。自動運転車や医療現場で使う安全なAIの開発指針や、労働市場にAIが与える影響などを話し合う。

急速に進歩するAIは今世紀半ばには人間の知能を上回るとの予測もある。政府は健全なAIの発展には研究開発や利用方法に一定のルールが必要と判断した。

倫理指針づくりでは、自動運転車や病気の診断でAIにどこまで判断を委ねるのか、万が一の事故の責任は誰が負うのかなどが議論になりそうだ。様々な職種での人との役割分担も論点の一つだ。島尻科技相は「国民のAIに対する不安を払拭できるようにしたい」と述べた。

海外でもAIの活用を巡る議論は活発になっているが、自動運転車をはじめとした個別の事例にとどまる。AIが社会にもたらす広範な影響を国が議論する例はまれだという。

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