2019年9月15日(日)

阪大、iPSの肝臓細胞が薬物評価に有用

2014/11/11付
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■大阪大学 水口裕之教授らは、iPS細胞から作った肝臓細胞が新薬候補物質の毒性評価に活用できるとの研究成果をまとめた。新薬開発では候補物質の安全性を肝臓細胞を使い調べている。iPS細胞は大量に培養できるため、試験に必要な細胞の安定供給につながるという。

研究チームは12人のヒトの肝臓細胞からiPS細胞を作製し、再び肝臓細胞に成長させた。その後、薬物の分解や反応などについて、元の肝臓細胞と比べた。

薬物への反応などは元の細胞と遜色がなかった。それぞれの細胞はiPS細胞を経ても、個人ごとに異なる遺伝的な背景を引き継いでいた。iPS細胞から作った肝臓細胞がヒト肝臓細胞と同等の性質を持っていた。

個人差を反映したきめ細かな毒性評価が可能になるとみている。成果は米科学アカデミー紀要に11日掲載される。

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