2019年7月22日(月)

新潟大など、動物体内の薬濃度と細胞を観察

2017/8/13 22:30
保存
共有
印刷
その他

■新潟大学 日比野浩教授らは生きた実験動物の体内に微小な電極を入れ、薬の濃度と細胞の振る舞いを同時に測る技術を開発した。薬が脳や内耳に届き、神経細胞の働きを抑える様子を観察できた。新薬の開発で安全性を確かめたり副作用を抑える投与法を見つけたりできる。

慶応義塾大学の栄長泰明教授が開発したダイヤモンド製の電極を活用した。先端の直径が40マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルと細く、動物の脳に差し込める。電流の変化から薬の濃度を見積もる。ガラス製の別の電極を使い、神経細胞の活動を同時に測る。

てんかんの既存薬を投与したラットで新技術を試した。脳で薬の濃度が高まり、神経細胞が働かなくなる様子を解析できた。難聴の副作用がある薬をモルモットに投与すると、内耳に集まって耳の神経細胞が働かなくなっていた。

東京大学などと共同の研究成果で、国際科学誌(電子版)で発表した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。