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円相場・株価が乱高下 マイナス金利、期待と不安交錯

29日の金融・証券市場は日銀のマイナス金利導入を受けて乱高下した。新たな政策の効果と副作用を巡って期待と不安が交錯し日経平均株価の高値と安値の差は871円に達した。大手銀行株が急落する波乱も起きた。

午後の株式市場に日銀の決定が伝わると、市場に驚きが広がった。事前に予想されていなかっただけに、海外ヘッジファンドなどが慌てて買い戻しを急いだ。「日銀の出方をうかがっていた中長期の投資家も不動産株を買ってきた」(外資系証券トレーダー)という。

金利低下の恩恵を受ける不動産株や、円安に連動した自動車株の上昇がけん引し、日経平均は午後1時前に前日比597円高まで買われた。ところが、三菱UFJフィナンシャル・グループが一時9%安まで売られるなど銀行・保険株が総崩れとなると、マイナス金利の副作用を警戒した売りで、下げに転じた。

市場では、「金利が下がれば株式の配当利回りの相対的な魅力が高まる」(日本取引所グループの清田瞭グループ最高経営責任者)と、年初からの円高・株安への歯止めとなる期待がやや勝る。

一方、銀行の収益悪化が予想され、「利回りの高い有価証券への投資や、貸し出し構成の見直し、経費削減を迫られる」(BNPパリバ証券の鮫島豊喜アナリスト)との見方も出ている。

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