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日銀が株売却開始 4月に162億円、ETF購入で相殺

日銀は過去に銀行の経営不安を和らげる狙いで買い取った株式の売却を4月から始めた。4月の売却額は簿価で162億円。4月末の保有残高は1兆3千億円強で今後10年かけて売る計画だ。一方で4月から上場投資信託(ETF)の購入額を増やし、株価への影響に配慮している。

日銀は2002~04年と09~10年に銀行から株式を買い取っていた。銀行への不安が和らいだことから購入は10年4月でやめたが、株安を招きかねないため売却は先送りしてきた。

日銀が10日ごとに公表する営業毎旬報告によれば保有残高は4月に簿価で162億円減った。時価では300億円程度で信託銀行を通じて売却したとみられる。

日銀は株式相場の影響を抑えるため、4月から新たに年3千億円分のETFを買っている。毎営業日、12億円ずつ均等に買っており、4月は計228億円買った。4月はJPX日経インデックス400に連動するETFが対象だったが、5月以降は設備投資や人材投資に積極的な企業を組み入れたETFも対象に入れる。個別株の売却とほぼ同規模になり、株式相場への影響を相殺する。

日銀はこれとは別に金融緩和の目的で年3兆円のペースでETFを買い続けている。合計でETFを年3兆3千億円買いながら、個別株を時価で年3千億円程度売ることになる。

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