企業物価見通し、マイナス金利・原油復調でも低下
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企業の物価見通しが慎重さを増している。日銀がマイナス金利政策による緩和策を打つ一方、物価に影響を与える国際原油相場も反転。2月の1バレル20ドル台から足元では50ドル程度に上昇している。こうした好材料がありながら企業のインフレ期待はほとんどみられない。むしろ慎重さには拍車がかかっているといっていい。
原油相場は中国経済の減速懸念などから2月にかけて急落。その後は中国経済への懸念がひとまず落ち着く流れと...
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