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10年債落札利回りがプラスに 10カ月ぶり、異常事態脱す

財務省は代表的な国債である10年物国債の入札を1日実施、落札利回りが10カ月ぶりにプラスとなった。日銀マイナス金利政策を背景に、これまでは落札利回りがマイナスで、お金を借りる立場の国が利子を受け取る異常事態だった。「トランプ相場」が10年債利回りをプラス圏に押し上げ、これを反映した。

今回の落札利回りは、最高0.040%(前回11月8日のマイナス0.055%)、平均0.032%(同マイナス0.056%)となり、それぞれ2月2日以来のプラスとなった。流通市場の10年物国債利回りは1日、0.020%で取引を終えた。11月半ばにプラス圏に浮上して同月25日には9カ月ぶり高水準の0.045%をつけた。

11月9日にトランプ次期米大統領が選出されると、財政支出による景気拡大期待や債務懸念から米10年債利回りが急速に上昇。日本の10年債利回りにも波及している。

SMBCフレンド証券の岩下真理氏は「10年債利回りは(日銀が誘導する)ゼロ%を挟んで推移しそうで、今後の落札利回りは小幅なプラスとマイナスが入り交じる」とみている。

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