2018年11月14日(水)

上海株反落、不動産株に利益確定売り

2015/3/31付
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31日はアジア株式市場が総じて上昇するなか、中国の上海総合指数は反落した。前日の住宅ローン規制緩和発表をきっかけに不動産株を中心に利益確定売りが先行した。不動産株指数は2.7%安と急反落した。

中国人民銀行(中央銀行)は30日の取引時間終了後、2軒目以降の住宅ローンについて頭金比率を6~7割から4割に引き下げたと発表した。

ただ30日は取引時間中から緩和の噂が飛び交っていた。30日は不動産株指数が7.3%高、上海総合指数も2.6%高と正式発表を前に先回り買いが膨らんでいた。

住宅ローンの頭金比率の引き下げについてUBSの汪濤・中国担当チーフエコノミストは「不動産販売を改善させる」との見方だ。一方、市場では「住宅市場が回復するかどうかは、まだ観察が必要」(光大証券)という慎重な見方も多い。

1~2月の中国の不動産販売額は前年同期比15.8%減だった。不動産市場の不振が続くなかで、不動産株は上昇を続けている。31日の不動産株指数の終値は6677。2007年9月に付けた最高値(8165)にじわじわと近づいている。

減速する実体経済と上昇を続ける株式市場。バブルなのか、それとも中国の明るい未来を織り込んでいるのか、見方は定まっていない。(上海=土居倫之)

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