米利上げ、警戒じわり 運輸や資源、投資家が敬遠
証券部 湯浅兼輔
[有料会員限定]
米国の利上げに市場が身構え始めている。23日の日経平均株価は反発した。好決算を手掛かりに内需株が買われる陰で、さえない銘柄群がある。海運、陸運、商社、非鉄。すべて世界景気に業績が影響される業種だ。年内に米利上げが確実視され、市場では新興国経済の先行きに悲観的なシナリオがささやかれる。日本株への楽観論は根強いが、投資家は近い将来の波乱に警戒感を強めている。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1020文字