「引き際」探る解散相場 海外勢、割安修正で選別姿勢
証券部 宮本岳則
[有料会員限定]
20日の日経平均株価は前日比12円高と小反発し1万7300円台を回復した。衆院解散・総選挙を手掛かりにした海外投資家の買いで、「解散相場」は堅調さを維持しているようにみえる。だが、その動きを注意深く観察すると、買い一辺倒ではないことがわかる。海外勢の中には、個別銘柄の価値を冷静に見極め、資金の「引き際」を探る投資家もいる。
「選挙に勝てば、安倍晋三首相は構造改革にじっくり取り組めるので、ポジティブ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1030文字