2019年7月16日(火)

「賃上げETF」が上場 日銀、年最大3000億円買い入れ

2016/5/19 10:16
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人材・設備投資に積極的な企業の株式を組み入れた上場投資信託(ETF)が19日、東京証券取引所に上場した。通称「賃上げETF」と呼ばれ、日銀が最大で年間3000億円を買い入れる方針を示している。株式相場の下支え役を期待する声もあるが、日銀以外に買い手のすそ野がどこまで広がるかが課題になりそうだ。

19日上場したETFは大和証券投資信託委託と野村アセットマネジメントの運用する2本。初値は大和投信が1万6250円、野村アセットが1万2950円だった。

運用各社は人件費の増加率や設備投資額の大きさ、独自のアンケートなどを使い連動対象となる指数を開発した。トヨタ自動車やNTTドコモなど、主力銘柄が組み入れ上位に並ぶ。

日銀は金融緩和策の一つとして日経平均株価に連動するETFなどを買い増している。足元のETF保有額は8兆円強。「賃上げETF」は1日につき12億円、年間で3000億円を上限に購入する。

ただ、日銀の買い入れには条件があり、ETFが日本株の押し上げ要因になるとは限らない。日銀の買い入れは各ETFの純資産総額の半分まで。日銀が3000億円買うには、個人や年金基金など日銀以外の投資家が別途3000億円購入する必要がある。

25日には日興アセットマネジメントが運用する同様のETFも上場する。

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