日経・東証、中小型株指数の200銘柄公表
日本経済新聞社と東京証券取引所は14日、中小型株を対象とする「JPX日経中小型株指数」を構成する200銘柄と選定基準などの詳細を発表した。来年3月13日から算出・公表する。
新指数は投資魅力の高い銘柄で構成するJPX日経インデックス400の考え方を中小型株にも適用。2016年8月31日を基準日とし、同日の指数を10000とする。
東証の上場銘柄から、時価総額や売買代金で中小型株の範囲を決めたうえで、過去3年間の平均自己資本利益率(ROE)と営業利益累計額を使って順位を決定。複数の独立社外取締役がいるといった定性条件も加味して200銘柄を選ぶ。
構成銘柄の現時点の内訳は東証1部が179社、東証2部が3社、マザーズが3社、ジャスダックが15社。
日経指数の公式サイト「日経平均プロフィル」(http://indexes.nikkei.co.jp/)で全構成銘柄と算出要領を公開する。