2019年1月24日(木)

東芝、決算発表を最長1カ月延期 監査法人と調整難航か

2017/2/14 12:07 (2017/2/14 14:47更新)
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東芝は14日午後、当初正午としていた2016年4~12月期連結決算の発表について最長で3月14日まで延期すると発表した。米原子力発電事業の買収をめぐり一部経営者による不適切なプレッシャーの有無などについて、監査法人や弁護士などと引き続き協議が必要なためとしている。午後2時30分に決算発表の延期を開示した。

決算の公表の遅れを知らせる東芝のホームページ

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14日午後の東京株式市場では東芝株に売り注文が殺到。売り気配で始まった後、12時36分に前日比9%安の226.9円で取引が成立した。先行き不透明感から、幅広い投資家の売り注文が続いている。

焦点の米原子力事業では7000億円規模の損失が発生したもようだ。4~12月期の連結最終赤字は4000億円台後半に膨らんだとみられ、自己資本がマイナスになる債務超過の可能性も高まっている。半導体メモリー事業の分社と外部資本受け入れといった対策を実施し17年3月末は債務超過の回避を目指すが財務は極めて脆弱になっている。

決算では事業継続のリスクを示す「継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)に関する注記」を初めて記載する見込みだった。業績や財務の悪化で事業の先行きに不透明感が高まり、投資家に注意を促す意味がある。

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