ベア投信の山、株高阻む 外債苦戦の地銀が苦肉の買い
証券部 宮本岳則
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株価指数とは逆の値動きをする投資信託「ベア(弱気)型投信」の残高が急増している。外債運用で損失を抱えた地方銀行などが主に購入しているとされ、株価の上値を抑える一因となっている。背景に何があるのか。
「中小金融機関の決算対策売りがまだ続いているようだ」。東海東京証券エグゼキューショングループの太井正人グループリーダーはこう話していた。8日の東証1部の売買代金は2兆円をわずかに上回った程度。小口の売り...
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