ファストリ、15年8月期の純利益最高 計画は下回る

2015/10/8 21:16
保存
共有
印刷
その他

カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが8日発表した2015年8月期の連結決算国際会計基準)は、純利益が前の期比48%増の1100億円と最高益を更新した。中国事業が大幅増益だった半面、国内事業の伸びは鈍り、6割増の1200億円としていた計画を下回った。

売上高にあたる売上収益は22%増の1兆6817億円だった。海外ユニクロ事業の営業利益は32%増の433億円。中国や香港で春夏商品の販売が好調だった。

国内ユニクロ事業の営業利益は10%増の1172億円だった。ヒートテックやウルトラライトダウンなど秋冬商品は売れたが「6月以降、夏物衣料の販売が振るわず、値引き販売や在庫処分を実施した」(岡崎健最高財務責任者)。売上高総利益率は前の期から0.2ポイント悪化した。

16年8月期の純利益は前期比5%増の1150億円と連続最高益を見込む。市場予想の平均(1412億円)を下回っており、クレディ・スイス証券の山手剛人シニアアナリストは「9月の月次売上高も勢いを欠き、秋冬商品の実質値上げに懸念が残る」と話していた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]