2019年6月19日(水)

ソフトバンク営業益50%増 4~6月、米携帯けん引

2017/8/7 19:26
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ソフトバンクグループが7日発表した2017年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は本業のもうけを示す営業利益が前年同期比50%増の4792億円となり、4~6月期としては13年(4001億円)以来4年ぶりに最高を更新した。米携帯子会社スプリントで新規契約数が増えたうえ、サウジアラビア政府などと立ち上げた「10兆円ファンド」の投資先で株式評価益が膨らんだ。

売上高は3%増の2兆1860億円。国内携帯事業は傘下の格安スマートフォン「ワイモバイル」の加入比率が高まり通信料収入が減少した。

一方、スプリントは売上高が4%増、事業利益が2.9倍の1319億円となり、連結業績をけん引した。通信網の品質改善投資を進めた効果が出ているほか、割安な料金で新規顧客を獲得し、主力の後払い契約は4~6月に8万8000件の純増となった。コールセンターなど幅広い部門で人件費も圧縮した。

5月に立ち上げたファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」に移管する前提で米画像処理半導体エヌビディア株の4.9%分を取得し、株式評価益1052億円を4~6月期に計上した。

最終的なもうけを示す純利益は55億円と98%減った。前年計上した中国・アリババ集団などの株売却益2042億円がなくなったことが響いた。

18年3月期通期の業績予想は開示していないが、会社側は期初時点で連結営業利益は2年連続で1兆円を超えるとの見通しを示している。10兆円ファンドの投資先の業績寄与については「順調なら、毎年数千億円の収益増に貢献する」(孫正義会長兼社長)とした。

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