2018年9月20日(木)

マクドナルド、11年ぶり最終赤字 12月通期170億円

2014/10/7付
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 日本マクドナルドホールディングスは7日、2014年12月期の連結最終損益が170億円の赤字(前期は51億円の黒字)になる見通しだと発表した。最終赤字は11年ぶり。仕入れ先の中国の食肉加工会社が期限切れ肉を使っていた問題で顧客離れが進み、売上高の減少が止まらないためだ。問題発生を受け減損損失を計上するほか、顧客の信頼回復に向けた投資増も利益を圧迫する。

記者会見する日本マクドナルドHDのカサノバ社長兼CEO(7日午後、東京都中央区)

 売上高は前期比15%減の2210億円を見込む。5月時点では今期の売上高は4%減の2500億円、純利益は17%増の60億円の見通しだったが、食肉問題を受け、7月時点で予想を取り下げていた。年間配当については安定配当を重視し、従来通り30円を実施するとした。

 同日、東京都内のホテルで記者会見したサラ・エル・カサノバ社長は「顧客を失望させて申し訳ない。食の安全への信頼の回復を最優先に取り組んでいく」と釈明した。商品の品質管理の強化のため、アルバイトを含む全従業員の食品安全に関するトレーニングを義務化するほか、食品安全の専門家を交えた食品安全専門会議も設置する。フランチャイズ店オーナーへの支援も強化する。信頼回復に向けた投資費用は約59億円に上る見通しだ。

 マクドナルドの9月の既存店売上高は前年同月比16.6%減と、25%減だった8月に比べマイナス幅が縮小した。季節限定の商品や人気アニメ「妖怪ウォッチ」とタイアップした商品が好評だったという。10月以降は昼食需要を喚起するために「昼マック」と呼ぶキャンペーンを導入するほか、全商品について価格体系の見直しを実施していく予定だ。

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